何もしなくていい、ただいるだけでいい – It’s ok to just “be”

何もしなくていい、ただいるだけでいい - It’s ok to just “be”- illustration by Yumi Idomoto

こんにちは、グレースシティの結実です。

私は今、お腹の中で子供を育てています。
出産はあと2カ月後に迫りました。
感謝なことにつわりもなく、今までわりと順調に健康的な妊娠生活を送ることが出来ていたと思います。

でも妊娠も後期に突入し、最近とても疲れやすくなりました。
普段の私はというととてもアクティブで、(自分で言っちゃいますがw)仕事もバリバリこなしてきた方です。短時間でたくさんのことをこなす賜物をいただけていると思います。

ところが最近、めっきりたくさんのことができなくなりました。
ちょっと外出するだけで疲れてしまい、あとは何もできない。
ひとつ集中を要する作業をすると、あとはもう集中力が続かない。

この体には今、2人の人間の命が宿っていると思うと、それだけでもう神秘的な響きですが、体力的にはすごくエネルギーをつかうことです。

仕事が計画通りに進まないと、自分はなんてダメなやつだと責めてしまいます。進まないのは自分が体調管理がしっかりできていないからだ、健康関連の仕事をしているのにプロとしてなってない!そんな風に思ってしまいます。

でも、こう思うこと自体、私が「行動すること」を偶像にしている証拠です。
今の世の中は、何でも「やったこと」「達成したこと」で評価されます。
私は、自分をこの世の評価基準に当てはめては、一喜一憂していたのです。

一方でイエスは、私たちが「do」ではなくてただ「be」のままでもいいと言って下さっています。

空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、刈り入れもせず、倉に納めることもしません。けれども、あなたがたの天の父がこれを養っていてくださるのです。あなたがたは、鳥よりも、もっとすぐれたものではありませんか。―マタイの福音書6章26節

今この仕事を終わらせられようが終わらせられまいが、私が神様に愛されている存在であることは変わりません。

ただじっとして、神様に心を向ける。賛美する。信頼する。

そんな時間を持つことを、「疲れ」を通して教えられている気がします。
「できないこと」の葛藤を通して、神様と繋がることができます。

そう思うと、神様の力は本当に弱さのうちに現れるのだなと実感します。

しかし、主は、『私の恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現れるからである』と言われたのです。ですから、私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで私の弱さを誇りましょう。―第二コリント12章9節

テクノロジーの発展により、私たちは毎日膨大な情報にさらされています。
現代の私たちが1日に触れる情報量は、江戸時代の1年分、平安時代の一生分であると聞いたことがあります。

私たちは、ちょっと時間が空くとスマホに手を伸ばして、ニュースやメールやSNSを見てしまいがちです。
昔ほど、「何もしない」時間を作ることがなくなりました。

でもそれが神様と繋がる時間を阻害し、私たちの心を少しずつ蝕んでいるのです。
私は弱さを通して改めてそれに気づかされました。

これを読んでくださっているあなたも、「do」より「be」の時間、作ってみませんか。
神様は、溢れる情報から目を離し、心を静めるときに、私たちに語り掛けてくださり、新たに力を与えてくださいます。

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