Women’s Dinner Discussion

こんにちは!グレースシティのMOMOKOです。

先週の2月25日(日)にWomen’s Dinner Discussionという女性限定のディナーイベントがありました。

普段はなかなか日曜の夜のイベントに参加することができない私ですが、今回は、友人に誘われて初参加。どんな感じになるのか想像できないまま、日曜礼拝の後にお腹をすかせながら会場となるレストランに向かいました。

教会から歩いてすぐの商業施設内にあるヴィンテージ風の本やポスターのインテリアに囲まれる洒落た雰囲気の空間に到着。

Women's-Dinner_IMG_5284

全体で4テーブルぐらいに別れて座りましたが、あっという間に用意されていた場所がいっぱいになりました。27名もの女性が集まったようで、どうりで人数が多いわけです。

私が案内されたテーブルには、知人3名と話したことのない素敵な女性達が4名座って雑談していました。

まずは「初めまして」とそれぞれが自己紹介。様々な背景をもつ魅力的な人ばかりで、何の話題が出ても「へぇ〜」と聞き入ってしまいました。

ある程度、自己紹介が終わった頃に、オーガナイザーの雅子ちゃんがやってきて、ディスカッションのトピックスを投げてくれました。

まずは「コンプレックスはありますか? 今と昔では、何か変化がありましたか?」という質問をしながら、まぶたにまつわる面白い体験談を話してくれました。

受け止め方はそれぞれですが、多かれ少なかれ、誰にでもコンプレックスはあります。

「コンプレックスは大人になってから、少なくなってきた。小さな頃は、可愛い子が全てだったり、ある一つの価値観が全てに見えたりしていたけれど、大人になってからは、視野が広がり、そうは思わなくなってきた。」という意見がでた直後に、他の方が「私は姉とずっと比べられて生きてきた。お姉ちゃんのようになりたい。負けたくない。でも、劣っていると言われ続けて育ってきたから、今でも自分は劣っているというコンプレックスを拭いさるのがとても難しい。そうやってコンプレックスがなくなってきたと言える事が羨ましい。」と涙ながらに正直に自分の気持ちを打ち明けてくれました。

幼少期の経験や、他者と比較され続けてきたことが、人生に大きな影響を与えていることは、みんなの会話の中でも明らかになりました。

その隣で、クリスチャンの家庭で育った子が、「私はあなたの事が世界で一番大好きよ。」と親から言われ続けて育ってきたという話をしてくれました。彼女によると「神は女性を美しい存在として、神に似せて創造してくださったから、誰でも本当は美しい存在なの。」ということでした。

しかし、その女性はある時、両親が他の兄弟にも同じように「私はあなたの事を世界で一番、愛しているよ。」と言っているのを目撃してしまい、子ども心に傷ついたそうです。私の事を一番愛してくれているという親の言葉を信じていたし、自分が一番でありたいと思っていたので、兄弟みんなに「世界で一番、愛してる。」と言っていた親に対して腹を立てて、今まで納得できなかったと告白しました。

そして、そのディナーテーブルで「全ての女性が美しく創造されていると、私が思うことができる理由は、親がそう言ってくれていたからかもしれない。」親の事が今、わかった。…と、これまで納得していなかった自分自信を認めつつ、もの静かに頷づいていました。

私は、これは面白い展開になってきたなと思わずにはいられませんでした。

Women's Dinner2社会の中で、他の人と比べられながら生きている私たちは、「ただ、ありのままで愛されている」というアイデンティティを自然に培うことができません。

聖書には「あなたは高価で尊い。」というメッセージがつまっていますが、何か秀でているものがないと「使い物にならない。」という個々の存在を脅かす中傷に近いコメントや意見を平気で浴びせられる社会の中で生きています。

現実的かつ、実践的な励ましを受け取るチャンスが少ない毎日の中で、私たちはどうやって自分の存在価値を見い出すことできるのでしょうか?心の底から、愛されたい、認められたいと思っているのに、人間関係の中で日々、その真逆といえる体験をしています。

結婚していても、毎日褒められながら生活するわけではないですし、尊敬するどころか、相手の悪い部分ばかりが気になって、お互いの非を受け入れることが難しい事がよくあります。

「隣の芝生は青い。」ということわざがあるように、自分の家の芝生よりも、隣の家の芝生の方が綺麗に見えてしまうのには、理由があります。

自分の家の芝生は、庭に出てじっくり観ることができ、傷んだ部分や手入れが行き届いていない部分が目に入ってしまいます。しかし、フェンス越しに見える隣の家の庭は、近づいて見ることができないので、傷んだ部分まで見えないため、綺麗に整って見えるのです。

私たちは、自分の事ばかりを近距離で見つめながら、考えていると、人生に対して悲観的になってしまうことがよくあります。

今回のディナー&ディスカッションの良かった点は、これまで話したことのない人と知り合いになり、有意義な語り合いができた事でした。色々な人の体験談を様々な視点から聞きながら、お互いを支え合う会話に励まされました。

若い女性達が、結婚に関する質問を既婚者に対して投げかけ、結婚している人が、現実生活の課題について答える場面や、若くして結婚し、子育てが一段落したら、自分自身の人生について考える良い機会が出てきたという会話もありました。

シャイな性格でも、似た雰囲気の同世代の人がいた事で話し易くなったり、様々な年代の人が参加していた事で、シリアスになりすぎないで、将来の課題やコンプレックスについて打ち解けて話すことができました。

Women's Dinner

グループごとのディスカッションは、各テーブルそれぞれで盛り上がった様です。

自分の存在価値や意義を再確認しつつ、これからどう前進していったらよいかと話は尽きませんでしたが、今回、出会った方々とは、またどこかでゆっくり会って話す機会があったらいいなと思いました。

楽しい時間を、どうもありがとうございました!

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